東京で大雪

予報が外れ想定外の大雪となった成人式。成人式は無縁だが、雪に閉じ込められた感があり、ウツウツしていた日。こんな日の晩は、鍋だな。オデンか、湯豆腐か。肉か魚か適当に入れて、窓から外の吹雪を眺め、暖かさに感謝するひと時を送りたい。雪や気候に文句を言うのではなく、それを娯楽に変えてやろうというのは、オジサンの知恵だ。

しかし、冷蔵庫を確認してみると、然るべき材料があまりない。やはり豆腐だけは外せないw
いっそ外食でもいいが、さらに風が強まると予報で出ている。それに成人式だ。せめておいしいものでも食べさせてやろうかという家族も多いかもしれない。混雑はやだな。
よし! これ以上、ひどくならないうちに、まだ明るいうちに、決心してスーパーまで行ってくることにした。

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東京で大雪
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装備を整える
おじさんである、山をなめて不十分な装備で遭難する中高年の愚を、東京の真ん中で犯したくない。救急車もJAFも呼びたくない。 まず、服はしっかり着込んだ。フルプレートメールではない。寒いと動きが鈍る。アウトドア用の防寒、防水の上下。愛用のデンマークのメーカーフェールラーベンのG1000。シーズン前にワックスを塗りこみドライヤー溶かして染み込ませ、風も水も防いでくれる。この下にユニクロのウルトラライト
そんな装備で大丈夫か?
俺は、もう若くはない。認めざるを得ない。オジサンと言われても、オニイサンと呼べとは抵抗しない。オジイサンと言われたら、それはまだ早いぞと抗議はするが。 足元に不安を感じつつ出発。環状7号線には、そこらかしこに、ハザードを点け左によって停車している車がいる。動けなくなったようだ。 転びかけること数回。かなりまずいな。 そんな装備で大丈夫か? ・・・大丈夫じゃなかったw
一番いいのをくれ!
転倒を耐え、無事にスーパーに到着。食品売り場をスルーして、2Fにあがる。靴だ。帰路のための靴が欲しい。 オジサンは若さを失った。しかしその代わりに、オジサンの知恵と狡猾さと慎重さと、小金があるw 一番いい長靴をくれ! が、ないw 売り切れか? 出ているだけですと店員が言う。 むうぅ。その中で、安売りのブーツ 1575円を発見。しかし、レディスのようだ。メンズのブーツはない。だがこのブーツが
帰路と翌朝
レジで支払って、履いて帰ると告げその場で装備した。店内では、アイゼンモドキは格納しておく。食品売り場で夕食のネタを買い込み、さあ帰路だ。靴底の爪を出す。 おぉ・・。滑らない。格段に安心感がある。アイデンモドキの爪は、かかとのみにある。指先側は、滑るものの、足底全体で歩くようにすると、安定感抜群だ。 そして翌朝だ。見事にアイスバーンとなっている。そんな日であっても、俺は犬の散歩をせねばならな
中高年の登山
中高年で登山を楽しみにしている人も増えているという。俺も、そんあ本格的なことはやらないが、春夏秋のハイキングくらいなら大好きだ。もう少しやってみたいという気持ちはあるが、年齢、体力の不足を補えるだけのトレーニングに使える時間が難しいので、控えている。