一番いいのをくれ!

転倒を耐え、無事にスーパーに到着。食品売り場をスルーして、2Fにあがる。靴だ。帰路のための靴が欲しい。
オジサンは若さを失った。しかしその代わりに、オジサンの知恵と狡猾さと慎重さと、小金があるw
一番いい長靴をくれ! が、ないw 売り切れか? 出ているだけですと店員が言う。
むうぅ。その中で、安売りのブーツ 1575円を発見。しかし、レディスのようだ。メンズのブーツはない。だがこのブーツが優れものだった。靴底をみると、収納式の金属のツメ、アイゼンもどきが装備されているのだ。これはいいぞ。履いてみる。サイズも、何とかなった。
レディス?いいや、履いてしまえば、わかるまい!
このレディスブーツに換装されたアイゼン モドキに魅了された俺は、この年になってレディスブーツを履いてやるという、聴きようによっては変態丸出しの暴挙に出た。悪いのは俺じゃない。雪だ。雪がすべてを、俺の理性すらも飲み込んだ。
滑って転倒して救急車を呼ぶのか、滑りに耐えたはずみでギックリ腰か。我が選択に悔いなし。俺は、それよりも、変態の汚名に耐えるw

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東京で大雪
予報が外れ想定外の大雪となった成人式。成人式は無縁だが、雪に閉じ込められた感があり、ウツウツしていた日。こんな日の晩は、鍋だな。オデンか、湯豆腐か。肉か魚か適当に入れて、窓から外の吹雪を眺め、暖かさに感謝するひと時を送りたい。雪や気候に文句を言うのではなく、それを娯楽に変えてやろうというのは、オジサンの知恵だ。 しかし、冷蔵庫を確認してみると、然るべき材料があまりない。やはり豆腐だけは外せな
装備を整える
おじさんである、山をなめて不十分な装備で遭難する中高年の愚を、東京の真ん中で犯したくない。救急車もJAFも呼びたくない。 まず、服はしっかり着込んだ。フルプレートメールではない。寒いと動きが鈍る。アウトドア用の防寒、防水の上下。愛用のデンマークのメーカーフェールラーベンのG1000。シーズン前にワックスを塗りこみドライヤー溶かして染み込ませ、風も水も防いでくれる。この下にユニクロのウルトラライト
そんな装備で大丈夫か?
俺は、もう若くはない。認めざるを得ない。オジサンと言われても、オニイサンと呼べとは抵抗しない。オジイサンと言われたら、それはまだ早いぞと抗議はするが。 足元に不安を感じつつ出発。環状7号線には、そこらかしこに、ハザードを点け左によって停車している車がいる。動けなくなったようだ。 転びかけること数回。かなりまずいな。 そんな装備で大丈夫か? ・・・大丈夫じゃなかったw
一番いいのをくれ!
転倒を耐え、無事にスーパーに到着。食品売り場をスルーして、2Fにあがる。靴だ。帰路のための靴が欲しい。 オジサンは若さを失った。しかしその代わりに、オジサンの知恵と狡猾さと慎重さと、小金があるw 一番いい長靴をくれ! が、ないw 売り切れか? 出ているだけですと店員が言う。 むうぅ。その中で、安売りのブーツ 1575円を発見。しかし、レディスのようだ。メンズのブーツはない。だがこのブーツが
帰路と翌朝
レジで支払って、履いて帰ると告げその場で装備した。店内では、アイゼンモドキは格納しておく。食品売り場で夕食のネタを買い込み、さあ帰路だ。靴底の爪を出す。 おぉ・・。滑らない。格段に安心感がある。アイデンモドキの爪は、かかとのみにある。指先側は、滑るものの、足底全体で歩くようにすると、安定感抜群だ。 そして翌朝だ。見事にアイスバーンとなっている。そんな日であっても、俺は犬の散歩をせねばならな
中高年の登山
中高年で登山を楽しみにしている人も増えているという。俺も、そんあ本格的なことはやらないが、春夏秋のハイキングくらいなら大好きだ。もう少しやってみたいという気持ちはあるが、年齢、体力の不足を補えるだけのトレーニングに使える時間が難しいので、控えている。